スキップしてメイン コンテンツに移動

Rustで科学技術計算 (4) Vec型の操作まとめ

新しいベクタの作り方

let mut vec: Vec<f64> = Vec::new();
let mut vec: Vec<f64> = Vec::with_capacity(1024);
let mut vec: Vec<f64> = vec![ 0., 1., 2., 3. ];
let mut vec: Vec<f64> = vec![ 0.; 16 ];
let mut vec = (0..16).map(|x| x as f64).collect::<Vec<f64>>(); // 連続する数字を要素とするベクタをイテレータを経由して生成
// mapの部分をいじるか, イテレータアダプタを使えばもっといろいろなことができる
// https://rust-lang-ja.github.io/the-rust-programming-language-ja/1.6/book/iterators.html

要素の挿入

vec.push( 3.14 ); // ベクタの最後に要素3.14を追加する
vec.insert( 2, 3.14 ); // vec[2] = 3.14となるように要素を挿入し, その後ろの要素を一個ずつずらす
// メソッドinsert( index, element ) はindex > vec.len()のときパニックを引き起こす
vec.append( vec2 ); // ふたつのベクタを連結する (Pythonでいうリストのextend)

要素の除去

vec.remove(4); // 4番目の要素vec[3]を除去し, 後ろの要素を一個ずつ詰める
vec.swap_remove(4); //4番目の要素vec[3]を除去し, 最後の要素vec[vec.len()-1]をvec[3]に入れる
// メソッドswap_removeはO(1)で動作するのに対して, removeの方が時間がかかる
let x: f64 = vec.pop(); // 最後の要素を取り出し, それを返す (従ってこの処理によりvec.len()は1小さくなる)
let vec2: Vec<f64> = vec.split_off(4); vecは最初の4要素を残して, 除去された部分をvec2として束縛する
// split_off( at ) は at > len のときパニックを引き起こす
vec.truncate(4); // 長さ4になるように後ろの要素を除去
vec.clear(); // すべての要素を除去

おまけ

for x in vec.iter() {
  println!("x = {}", x );
}

コメント

このブログの人気の投稿

matplotlib.histのnormedが変

以下の内容はPython 3.5.2 + matplotlib 1.5.1およびPython 3.6.2 + matplotlib 2.0.2で検証した. 作業日は2017年10月22日, 前者はUbuntu 16.04 on Win10 (WSL), 後者はDebian 8.9 (Anaconda). 規格化したいのにできない なにか数値の列 data があったとして, そのヒストグラムをmatplotlibでプロットしたいとする. 普通に plt.hist( data ) とすると, これは縦軸が各bin内に入るデータ点が何個あるかを表すことになる. これをデータ総数 len(data) で規格化したプロットにしようと思って plt.hist( data, normed=True ) または normed=1 とかやっちゃうと, 思った通りのアウトプットにならずに頭を傾げることになる. 例えば: import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt data = np.random.normal(0,0.1,1000) weights = np.ones(len(data))/len(data) plt.hist( data, weights=weights ) plt.show() アウトプットは で, 縦軸が1を超えるとか, 意味がわからない. 原因 matplotlibのドキュメント を見ても何も書いてない. これは numpyのドキュメント に答えが書いてあるからで, 要するに normed オプションは事実上 density オプションと等しく, これは縦軸を確率分布関数と思って規格化するオプションである, と. 従って, normed=True オプションを指定すると, binの 面積 が1に規格化されることになる. いま欲しいものは値の 総和 が1に規格化されたアウトプットなのだから, binの幅が1でない限り, 欲しい結果は得られない. 対策 代わりに weights オプションを指定すればこの問題は解決できる. これは data の1つの値の重みを指定するパラメー

UbuntuのPDF編集ツールの使い方まとめ

PDFtkやpoppler-utilsに含まれるツールを使ってPDFを編集するコマンドのまとめです. 0. インストール sudo apt install pdftk sudo apt install poppler-utils UbuntuあるいはBash on Windowsならaptコマンドで一発. 1. PDFの文書情報の表示 pdfinfo (ファイル名) 2. PDFの分割と結合 pdftk (入力ファイル) cat (ページの指定) output (出力ファイル) ページ数の指定は1-12 14-endみたいな形で書けばよい. 入力ファイルを複数指定してページ数の指定を省略すればPDFの結合ができる. 3. PDFをJPEG/PNGに変換 pdftoppm [オプション] (入力ファイル名) (出力ファイル名の接頭辞) JPEGが欲しい場合-jpegを, PNGが欲しい場合-pngをオプションに指定する. デフォルトの解像度はDPI150で粗すぎるのでオプションで-r 300ないし-r 600を指定すべき. 白黒画像にしたい場合は-monoないし-grayを指定 (個人的には-grayのが好み). 複数ページのPDFを変換すると, 出力ファイルは (出力ファイル名の接頭辞)-1.jpg (出力ファイル名の接頭辞)-2.jpg みたいな形で生成される. 4. PDFからテキストを抽出 pdftotext (入力ファイル名) (出力ファイル名) 出力ファイルの文字コードはUTF-8, 改行コードはLF. 出力ファイル名は省略可能. 5. PDFから画像を抽出 pdfimages [オプション] (入力ファイル名) (出力ファイル名の接頭辞) オプションについて: -pngでPNG, -jでJPEG, -tiffでTIFF形式で出力される (オプションなしだとPPM形式) 6. PDFを回転 pdftk (入力ファイル名) cat 1-end(向き) output (出力ファイル名) 向きとしてはleft, right, downまたはnorth, east, west, southが使用可能. ※向きを指定する前にスペースを入れるとエラーになる. 関連ページ

源ノ明朝/源ノ角ゴシックをLuaLaTeXで使用する (Windows)

源ノ明朝 (Source Han Serif), 源ノ角ゴシック (Source Han Sans) はAdobeとGoogleが作成したCJKフォントで, オープンソースフォントとして公開されています (ライセンスはSIL Open Source License 1.1). 以下では, LuaTeXエンジンでこのフォントを (日本語で) 使用する方法を説明します. あるいは, otfファイルがダウンロードできれば, どのようなフォントにも適用可能です (PDFにフォント埋め込みすることに関してライセンスに注意が必要ですが). Windows10を前提としますが, 他の環境 (Linux/Mac) でもほぼ同じ方法で導入できるんじゃないでしょうか. 使用したのはTeX Live 2016 (LuaTeX-0.95) です.